悲しい決断

彼の言葉は本当に嬉しかった。私も出来る事なら彼と彼との子と3人で家族になりたいと本気で思ったと同時に18という若さや、これからの生活、彼に対する周りの目などを考えると不安でいっぱいになった。それ以前に、私の進路は決まっており、親が既に学費を支払った後だったこと、中途半端な自分は両親に打ち明けられるほどの勇気は持っていなかった。そうとう考えた。親友にも相談した。でも最後は自分で決めるしかない、それはわかっていた。私には悲しい決断しかできなかった。